アイブロウはメイクアップ上手を演出する

眉は顔の印象を決める大切な部分です。
眉が整っていれば、たとえノーメイクでも、きちんとした印象が見受けられ、またメイク上手に見られることさえあるんです。眉の形について昔は太い眉だったものが、今日では細く滑らかなラインを描くようなものが好まれる時代となってきました。やはりアイブロウにより、より優しく自然な流れを作って欲しいものです。

《美しいアイブロウの基本》

まずはアイブロウをするうえでの基本的な名称をしっかりと把握し、自分の眉作りのポイントを知っておくことが大切です。
眉頭は小鼻からまっすぐ上に延ばした線上にとります。
眉山は目尻と黒目の外側の中心点を上に伸ばした線上にとります。
眉尻は小鼻の脇と目尻をつなげた線上にとっていきます。

《アイブロウの手順》

①眉ブラシで眉毛の毛並みを整えます。

②アイブロウペンシルで眉頭・眉山・眉尻のポイントに軽く印をつけます。

③眉頭から眉山までは直線で一気に結ぶようなイメージで、眉山から眉尻に向けては緩やかにカーブをつなぎます。これが基本のラインとなります。
（このようにラインを作っておくと、⑤のアイブロウパウダーでのライン取りがとても簡単になります。）

④眉尻の下や眉頭から飛び出している余分な毛はカットします。この時、眉毛は抜かないようにしましょう。皮膚のたるみの原因となりますし、眉毛を抜き続けると次第に生えてこなくなり、その時々の流行や気分に合わせた眉作りが出来なくなってしまいます。

⑤基本的なラインに沿って中央をアイブロウパウダーでなぞり、全体的なアウトラインを作ります。アイブロウパウダーが肌に密着すると、アイブロウペンシルの色が綺麗に表現できます。

⑥先の尖ったアイブロウペンシルで、眉頭から眉尻にかけて隙間を埋めるように全体を整えます。この時、でこぼこのラインや眉尻の流れを調整するようにします。

⑦スクリューブラシを使って眉を下から上、眉頭から眉尻に向かってぼかします。

《アイブロウ、仕上げのテクニック》

用意するのは、
コットンと⑦で使うスクリューブラシです。
コットンの上でスクリューブラシを数回転がし、毛先にコットンの繊維を絡ませます。
コットンのやわらかい繊維がふんわり絡まったスクリューブラシを用いて眉を軽くなぞると、とても自然にぼかすことが出来るのです。

こうして美しくラインが整った眉は、眉専用のマスカラを使うことでラインをキープすることが出来ます。
ブラシが何方向にも向いているマスカラは、液が必要以上についてしまったりするので注意しましょう。

コンテや絵画もそうですが、あまり異なる色を使いすぎると返って、よくないことがあります。
最近では髪の毛のカラーリングをされている方も多いので、髪の毛の色とアイブロウの色を合わせることも顔全体のバランスとしてとても重要です。

さあ、自然な仕上がりのアイブロウで、目元を美しく演出し、メイク上手に見られましょう。

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